愛車のトランクを開けようとしたらスイッチを押してもレバーを引いても全く反応せず故障してしまったのかと青ざめた経験を持つドライバーは意外と多いものですが実はこれは故障ではなく車に備わっているセキュリティ機能の一つが働いているだけというケースが多々ありその代表的なものがグローブボックス内などにあるトランクオープナーキャンセラーと呼ばれるスイッチの存在です。この機能はホテルやレストランなどで係員に車を預けるバレーパーキングを利用する際にトランク内の貴重品を守るために設けられているものでこのスイッチをOFFの状態にしてからグローブボックスを施錠してしまえば預けた鍵ではトランクを開けることができなくなるという防犯システムなのですが洗車や掃除の際に誤ってスイッチに触れてしまったり中古車で購入した際に前のオーナーの設定が残っていたりして原因不明のトラブルとして顕在化することがあります。私も以前友人の車でゴルフに行った際にトランクが開かなくなり皆で力を合わせてこじ開けようかという冗談が出るほど困り果てたことがありましたが取扱説明書をスマホで検索してこのスイッチの存在を知りグローブボックスを開けてスイッチを切り替えた瞬間に何事もなかったかのようにトランクが開いた時の安堵感と脱力感は笑い話として今でも語り草になっています。またトランクが開かない原因としてはドアロックと連動している設定になっている場合に全てのドアが解錠されていないとトランクも開かない仕様であったり電動テールゲートの場合はシフトレバーがパーキングに入っていないと安全のために作動しない設定になっていたりと車の仕様による勘違いも少なくありません。突然トランクが開かなくなると修理代が頭をよぎり不安になりますがまずは落ち着いてキャンセルスイッチの有無や車両設定を確認することで拍子抜けするほど簡単に解決することが多いため車の隠れた機能を知っておくことは無用なストレスを避けるためにも非常に有益です。
故障ではないのにトランクが開かない意外な原因と対策