失敗談から学ぶレバーハンドル交換の落とし穴

ドアのレバーハンドル交換、DIYで挑戦してみよう!そう意気込んで始めたものの、思わぬ失敗をしてしまった…そんな経験、実は少なくないようです。私も先日、自宅の寝室のドアハンドルを交換しようとして、いくつかの落とし穴にはまってしまいました。まず最初の失敗は、部品選びでした。デザインだけで選んでしまい、肝心なサイズ確認を怠ったのです。特に重要だったのが「バックセット」と呼ばれる、ドアの端からハンドルの中心軸までの距離です。古いハンドルと同じだと思い込んで購入したのですが、いざ取り付けようとすると、新しいハンドルのラッチがドアの穴の位置と合わず、取り付けられませんでした。結局、再度サイズを測り直し、適合するものを買い直す羽目に。時間もお金も無駄にしてしまいました。教訓その一、購入前のサイズ確認は絶対に怠らないこと。バックセット、ドアの厚み、フロントプレートのサイズは最低限チェックが必要です。次に、古いハンドルの取り外しでの失敗です。ネジが固着していてなかなか回らず、無理に力を入れた結果、ネジ頭をなめてしまいました。こうなると普通のドライバーでは外せなくなり、途方に暮れてしまいました。幸い、インターネットで調べてネジザウルスのような特殊な工具を使えば外せることを知り、なんとか事なきを得ましたが、余計な手間と工具代がかかりました。教訓その二、固いネジは無理に回さず、潤滑剤を試したり、サイズの合うドライバーで押し込むように力をかけたりするなど、慎重に対処すること。場合によっては、最初からプロに任せる判断も必要かもしれません。取り付け作業中にも失敗がありました。新しいハンドルを取り付ける際、左右のハンドルの向きを間違えて取り付けてしまったのです。室内側と室外側で微妙に形状が違うことに気づかず、最後に動作確認をした段階で「あれ?ラッチが動かない…」と発覚。また一から取り付け直すことになりました。特にラッチの向きは重要で、これを間違えるとドアが閉まらなくなります。教訓その三、説明書をよく読み、部品の向きや取り付け順序を正確に確認しながら作業を進めること。焦りは禁物です。最後に、ネジの締め付け具合です。しっかりと固定しようとするあまり、ネジを強く締めすぎてしまいました。少し緩めたらスムーズに動くようになりましたが、締めすぎも緩すぎも良くないということを学びました。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: