我が家がスマートロックの導入を考え始めたのは、私が鍵の閉め忘れが多く、外出先で「あれ、鍵閉めたっけ?」と不安になることが度々あったからです。夫も出張が多く、鍵の受け渡しなどで不便を感じていました。そこでスマートロックについて調べ始めたのですが、種類が多くて迷ってしまいました。そんな中で私たちの決め手となったのが、「物理キーでも開けられる」タイプのスマートロックでした。理由はいくつかあります。まず、私自身が結構なうっかり者なので、スマホを家に忘れたり、充電が切れたりした時のことを考えると、物理キーというバックアップがあるのは心強いと感じました。また、まだ小学生の子供がいるのですが、スマホを持たせるのは早いと考えており、子供は従来通り鍵で出入りできる方が安心だと思ったからです。機種選定には時間をかけ、我が家のドアに取り付け可能で、評判も良く、物理キーが使えるモデルを選びました。取り付けは自分たちで行いましたが、説明書を見ながら比較的スムーズに完了できました。実際に使い始めてみると、その便利さに驚きました。スマホをポケットに入れたままドアに近づくだけで解錠できるハンズフリー機能は、荷物が多い時に本当に助かります。オートロック機能のおかげで、鍵の閉め忘れの心配からも解放され、精神的な負担がかなり減りました。スマホアプリで施解錠の履歴を確認できるのも安心です。子供は今まで通りランドセルに付けた鍵で出入りしていますが、特に問題なく使えています。夫も、スマホで簡単に解錠できる手軽さを気に入っています。先日、私がうっかりスマホを家に忘れて外出した際も、カバンに入れていた物理キーで問題なく家に入ることができ、「やっぱり物理キーも使えるタイプにして良かった!」と心底思いました。もちろん、デメリットというか、気になった点がないわけではありません。電池の残量を気にする必要はありますし、たまにハンズフリーの反応が少し鈍い時もあります。でも、それ以上に得られる利便性と安心感の方が大きいと感じています。スマートロックの便利さと、従来の鍵の安心感を両立できる物理キー対応型は、我が家にとっては最適な選択でした。もしスマートロックの導入を迷っている方がいたら、物理キー併用型も選択肢の一つとして検討してみることをお勧めします。