我が家のリビングのドア、もうかれこれ15年以上使っているせいか、最近レバーハンドルの戻りが悪くなってきた。ギーギーと嫌な音もするし、見た目もなんだかくすんでいる。これは交換時期かな、と思い立ったのが先週末のこと。業者さんに頼むのが確実なんだろうけど、なんだか面白そうだし、費用も節約できるかも?と、無謀にもDIYに挑戦してみることにした。まずは情報収集。インターネットで「ドア レバーハンドル 交換 方法」と検索すると、たくさんの解説サイトや動画が見つかった。ふむふむ、意外と簡単そう?いざホームセンターへ。ホームセンターのドアノブコーナーには、想像以上にたくさんのレバーハンドルが並んでいた。デザインも材質も様々で目移りしてしまう。シンプルなシルバーのもの、おしゃれなアンティークゴールドのもの…悩んだ末、部屋の雰囲気に合いそうな、少しマットな質感のシルバーのハンドルを選んだ。もちろん、バックセット51mm対応ということをしっかり確認して。レジでプラスドライバーも新調し、準備は万端。家に帰り、いよいよ作業開始。ドアを開けて、まずは古いハンドルの取り外しから。室内側のハンドルの根元にあるネジを…あれ?ネジが見当たらない。解説サイトにはネジがあるって書いてあったのに。焦ってよく見ると、根元の丸いカバーが少し浮いている。もしやと思い、カバーをぐっと回してみたら、パカッと外れてネジが現れた!なるほど、こういうタイプもあるのか。一つ目の関門突破。ネジを外すと、ハンドルが簡単に取れた。次にドア側面のラッチを固定しているネジを外して、ラッチを引き抜く。ここまでは順調。次は新しいハンドルの取り付け。まずラッチを入れてネジ止め。向きを間違えないように慎重に…。そして外側のハンドルを差し込み、内側のハンドルをかぶせてネジ止め。よし、形になった!と、思いきや、レバーを下げてもラッチが動かない。なんで?もう一度ハンドルを外して確認すると、ハンドルの中心にある四角い棒(スピンドルとか言うらしい)が、ラッチの穴にちゃんと嵌っていなかった。なるほど、ここが噛み合わないと動かないのか。再度、慎重に位置を合わせて取り付け直し、ネジを締める。今度こそ!レバーを下げると、カチャッとラッチがスムーズに動いた!思ったよりは手こずったけど、自分でできた達成感は格別だ。