愛車を便利にキーレスエントリー後付けは可能か

現在乗っている車にキーレスエントリーが付いていないけれど、あの便利さを自分の車にも導入したい、と考える方もいるかもしれません。果たして、キーレスエントリーシステムを後付けすることは可能なのでしょうか?結論から言うと、多くの場合、後付けは可能です。現在では、様々なメーカーから汎用のキーレスエントリーキットが販売されており、これらを利用することで、元々キーレス機能が付いていない車にもリモコン操作でのドアロック機能を追加することができます。後付けキーレスエントリーキットは、主にリモコンキー(トランスミッター)、受信機を内蔵したコントロールユニット、そしてドアロックモーターを作動させるためのアクチュエーター(車種によっては不要な場合も)などで構成されています。取り付け作業は、車のドアの内張りなどを剥がし、ドアロック機構とコントロールユニット、アクチュエーターを配線で接続していくという流れになります。電気系統の知識や、車の内装の分解・組み立てに関するある程度のスキルが必要となるため、DIYで行うには少々ハードルが高いかもしれません。配線を間違えると、ショートして車のコンピューターにダメージを与えたり、最悪の場合、車両火災の原因になったりする可能性もゼロではありません。そのため、自信がない場合は、カー用品店や専門の取り付け業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。業者に依頼する場合の費用は、キット本体の価格に加えて、取り付け工賃がかかります。工賃は車種や作業の難易度によって変動しますが、一般的には数万円程度が目安となるでしょう。後付けするキットを選ぶ際には、いくつかの注意点があります。まず、自分の車種に対応しているかを確認する必要があります。特に、ドアロックが集中ドアロック方式でない場合は、各ドアにアクチュエーターを取り付ける必要があるなど、作業がより複雑になります。また、キットの品質や機能、セキュリティレベルも様々です。安価すぎる製品は、耐久性が低かったり、電波の到達距離が短かったり、セキュリティが脆弱だったりする可能性もあります。信頼できるメーカーの製品を選び、可能であればローリングコード機能など、セキュリティ対策が施されたものを選ぶことをお勧めします。


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