ミニバンやSUVに標準装備されることが多くなった電動パワーゲートはスイッチ一つで重たいバックドアを自動で開閉してくれる非常に便利な機能ですがある日突然ドアが全開にならずに途中で止まってしまうようになり故障かと心配してディーラーに駆け込んだところ実は故障ではなく設定の問題だったということがよくあります。多くの電動パワーゲートには開口部の高さを記憶させるメモリー機能が搭載されておりこれは天井の低い車庫や立体駐車場でトランクを開けた際に天井や配管にぶつからないようにあえて全開にならない位置で止まるようにユーザーが設定できる機能なのですが何かの拍子に意図せずこの設定を行ってしまったり子供がスイッチを長押しして設定を変更してしまったりすることが原因でドアが途中で止まる現象が発生します。直し方は非常に簡単で手動でドアを希望の高さまで持ち上げてからトランクの閉めるボタンを数秒間長押ししてセット完了のブザー音が鳴れば設定が更新され次からはその位置まで開くようになりますがこの機能を知らないとモーターの故障やセンサーの異常を疑って不安な日々を過ごすことになってしまいます。また電動ゲートには挟み込み防止機能もついており荷物が少しはみ出していたり閉まる途中に手で押さえたりすると安全のために動作が停止して反転することがありますがセンサーが敏感すぎると少しの抵抗や坂道での傾斜を障害物と誤検知して閉まらなくなることもあるためその場合は一度手動でカチッと音がするまで閉め切ることでシステムがリセットされ正常な動作に戻ることが多いです。便利な自動機能もその仕組みや設定方法を理解していないと思わぬ不便を強いられることがあるため取扱説明書の該当ページに目を通しておくか納車時にディーラーの担当者から詳しい説明を受けておくことが快適なカーライフを送るためのポイントです。